アルコールは消化を必要とせず、胃や小腸からすぐに吸収されてしまいます。吸収されたアルコールは肝臓に運ばれます。肝臓では、アセトアルデヒドに分解され、更に酢酸に分解され、最終的には水と二酸化炭素に分解され、尿や息として体外へ排出されます。
つまり、アルコールを吸収する胃腸と代謝する肝臓をいたわる必要があるわけです。
一緒にキャンプに参加していたSさんの差し入れ、水菜と小揚げのサラダ(ゴマたっぷり)、お野菜たっぷりラクレット、ラムチャパティ、お豆たっぷりのチリコンカーン。
食後のデザートに、マシュマロ、ナッツ、チョコレート。豪華!!
まず、サラダに入っていたゴマ。肝機能を高めてアルコールの代謝を促進するといわれる「セサミン」がたっぷり入っています。
小揚げ、ソーセージ、ラクレットチーズ、ラムチャパティに含まれる脂肪は、胃を保護し、アルコールの吸収を緩やかにしてくれ、豊富なたんぱく質は肝臓をアルコールの害から守ってくれます。また、豚肉や羊肉はビタミンB群が豊富。肝臓の働きを高めてくれます。
水菜、じゃが芋、ブロッコリー。アルコールの代謝に不可欠なビタミンCが豊富に含まれています。代謝に必要なだけでなく、アルコールによって腸管からの吸収が阻害されることもあり、お酒を飲むときには心がけて摂りたいものです。水溶性ビタミンのビタミンCは、洗ったり切ったりするだけでもどんどん失われてしまう栄養素ですが、じゃが芋のビタミンCは、加熱しても壊れにくいのが特徴。効率のよいビタミンCの給源なのです。そして、ナッツには胃を保護する脂肪分に加えて、抗酸化ビタミンであるビタミンEが豊富。アルコールの分解の過程で発生する活性酸素から守ってくれます。
更に、この日の食事の素晴しかったのは、これらの食材の量の配分。どんなに良いものであっても、食べすぎてしまっては逆効果。少量で力のある肉類は少なめに、不足しがちなお野菜類はたっぷりと、それぞれが、それぞれの適量でサービスされていたのです。
う〜ん、参りました。最高です。
そして、食後には、生まれて始めてのカヌー体験。
「初カヌーがナイトカヌーなんてすごいですね。」といわれながら、
明かり一つない真っ暗な湖に漕ぎ出して。
正真正銘の暗さ。
でも、目が慣れてくると、星明りの意外な力強さに圧倒されてくる。
雲ひとつなく晴れ渡り、風のなかったこの日。
初心者をいざなってくれたスタッフの方々、天候、
全てに恵まれて、この感動があるんだ、と思うと、
周りの全てに感謝の気持ちでいっぱいになりました。


